ニュース2020.9.29

社会福祉法人日本医療伝道会衣笠病院武藤正樹氏がアドバイザーに就任

 一般社団法人日本パブリックアフェアーズ協会(東京都港区、代表理事:増田寛也)は、この度、社会福祉法人日本医療伝道会衣笠病院グループ相談役 よこすか地域包括ケア推進センター長 武藤正樹氏が当協会のアドバイザーに就任したことをお知らせします。

 武藤氏は、中央社会保険医療協議会の入院医療等の調査評価分科会会長や内閣府の高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部「医療情報化に関するタスクフォース」レセプト情報等活用作業部会座長など、政府検討会議の要職を多数務めた経験があり、現在は内閣府の規制改革推進会議に医療・介護ワーキンググループ専門委員として参画しています。長年に渡り国の医療政策に携わってこられた武藤氏の深い見識と幅広い専門知識は、当協会が医療分野において質の高い政策提言や政府関係者との緻密な議論を行っていく上で大きな力となります。

 当協会では、今後も、市民、政治家、行政が参加するオープンな議論と政策検討の場を用意する「パブリックアフェアーズ活動」の概念普及を推進し、政府機関だけでは解決策を考察・実行することが困難な社会課題に対し、民間の活力と叡智を取り入れた解決策を提供していくための議論や研究を行っていきます。

【武藤正樹氏ご経歴 】
1974年新潟大学医学部卒業、国立横浜病院にて外科医師として勤務。同病院在籍中86 年~ 88年までニューヨーク州立大学家庭医療学科に留学。 1994年に国立医療・病院管理研究所医療政策部長、 1995年に国立長野病院副院長、2006年に国際医療福祉大学三田病院副院長・国際医療福祉大学大学院教授、国際医療福祉総合研究所長に就任。 2013年4月より国際医療福祉大学大学院教授 医療経営管理分野責任者 、2014年4月より参議院厚生労働委員会調査室客員調査員 兼務 、 2018 年 4 月より国際医療福祉大学大学院教授(医療経営管理分野責任者、医科研究科医療福祉管理分野責任者、国際医療福祉大学医療マネジメント学科) を務め、 2020 年7月から現職。

【主な著作 】
2025年へのカウントダウン 〜 地域医療構想と地域包括ケアはこうなる 』 (医学通信社 2015年)、 『 ジェネリック医薬品の新たなロードマップ 』 (医学通信社 2015年)、 『 医療と介護のクロスロード 』 (医学通信社2018年)、 脱病院 で始まる地域医療福祉入門(ぱる出版 2019年)、 2040 年 医療&介護のデッドライン(医学通信社 2019年)、新型コロナで医療が変わる(日本医学出版 2020年)

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