ニュース2020.06.15

第1回中小企業の生産性革命を実現する議員連盟に理事岩本隆が登壇

 一般社団法人 日本パブリックアフェアーズ協会は、2020615日に衆議院第一議員会館開催された「中小企業の生産性革命を実現する議員連盟」設立総会(橋本岳会長)へ協力団体として出席しました。

 昨今の新型コロナウィルス感染症は我が国の経済界に多大なダメージをもたらすと共に、テレワークやそれに伴うITツール導入等は急速に普及しており、また今後、数年ごとに起こるであろう、こうした天災・パンデミックに備えること、すなわち、一時的な対応ではなく、企業の在り方の抜本的な変革が中小企業にも求められています。

 このような状況下において、本設立総会では「Withコロナ」をいかに乗り切り、「Afterコロナ」に向けてどのような変革が必要なのか、政官民連携した議論を行いました。

 具体的には、昨年実施された本議員連盟の前身となる「中小企業の生産性革命を実現するための人事評価制度等の在り方を考える有志議員勉強会」において提言した人事評価制度の在り方に関して、厚生労働省や中小企業庁を交えて議論した後、有識者として当協会理事である慶應義塾大学大学院経営管理研究科の岩本隆特任教授が「With/Afterコロナから考える中小企業の生産性革命」をテーマに講演。さらに、IT関連事業者から中小企業の生産性向上を実現したエンゲージメントスコアの活用事例紹介がありました。その後、出席議員からの質疑応答では、省庁横断的に活発な議論が行われました。

 本議員連盟では、さらなる中小企業の生産性革命を実現すべく、今回の新型コロナウィルス感染症においても浮き彫りになった諸問題の解決に向け、省庁の枠にとらわれない実効的な政策を検討するとともに、必要な法制度改正も含めた骨太かつ大所高所の検討を行って参ります。

■本議員連盟 呼びかけ人

安藤高夫、今枝宗一郎、上野宏史、大岡敏孝、鬼木誠、木原誠二、國場幸之助、後藤茂之、後藤田正純、小林鷹之、佐々木紀、左藤章、自見はなこ、白須賀貴樹 、高木啓、田畑裕明、田村憲久、橋本岳、藤原崇、福田達夫、堀内のり子、松野博一、三谷英弘、三宅伸吾、宮澤博行、宮下一郎、宮路拓馬、宮本周司、石崎徹(事務局長)

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